取得すべき資格とは

これから介護の仕事に従事しようと思っている方は、介護職員初任者研修という資格を取得するのが望ましいです。
これは、ホームヘルパー2級という資格が移行されたものです。ホームヘルパー2級との主な違いは、30時間あった施設実習の時間が廃止となり、スクーリングで行う実技の時間が増えたことです。
また、知識の定着をはかるため、修了試験が実施されるようになりました。この資格がなくとも介護の仕事をすることは可能ですが、介護職員初任者研修は業務の上で必要な知識や技術、高齢者の方との接し方を学ぶことができます。そして、介護施設で働く際には、必要とされることも多いようです。
介護業界は高齢化に伴い、これからますますニーズが増えていきますので、今後介護の現場で働いていきたいと思っている方にとっては、取得しておいて損はないです。また、どのような年齢、学歴の人でも取得することが可能なのが魅力となります。
取得するためには、通信、通学の組み合わせ、もしくは全日制の通学講座で取得することができます。通信、通学の組み合わせですと約3ヶ月ぐらい、全日制通学で学んだ場合は早ければ約1ヶ月程度で取得することが可能のようです。取得することにより、介護が必要な人の家庭に訪問し、食事、排泄、入浴などの身体介助及び洗濯、掃除、買い物等の日常生活の援助を行うことができるようになります。グループホームや老人ホームで働くこともできますし、派遣会社に登録してパートタイムで働くことも可能ですので、勤務形態が選びやすくなります。